「なんで。」

言葉とは裏腹にそんな顔して言うのだろう?

「なんでって。俺も協力してただろ。」

「だけど…。」

どうして目をそらしたままなの?
答えようとした瞬間。

ぐぐっーぐーキュルキュルキュルー!
あたしのお腹が豪快に鳴り響く。

司は一瞬おどろいて、停止したあとおなかを抱えて笑い転げる。
あたは恥ずかしすぎてそのままソファーにつっ臥した。
最悪ー。