「39度超。残念だけど病院直行~強制帰宅コースね。」
養護教諭は体温計を見るとキッパリと宣言した。
反論する気力もなく目を閉じると、遠くで自宅に電話しているらしい声が聞こえた。
途切れる意識のなかで病院に行った気はするが、はっきりと気がついたのは自宅のベッドの上だった。
しかも夕方。
あたしはほぼ半日眠ってたってことか。
ふと朝から何も食べていないことを思い出した。
フラフラとリビングへむかう。
「あ、やっと起きてきた。」
「えっ?」
リビングのソファーに司がいて母と話している。
養護教諭は体温計を見るとキッパリと宣言した。
反論する気力もなく目を閉じると、遠くで自宅に電話しているらしい声が聞こえた。
途切れる意識のなかで病院に行った気はするが、はっきりと気がついたのは自宅のベッドの上だった。
しかも夕方。
あたしはほぼ半日眠ってたってことか。
ふと朝から何も食べていないことを思い出した。
フラフラとリビングへむかう。
「あ、やっと起きてきた。」
「えっ?」
リビングのソファーに司がいて母と話している。