「夏目に、言われたとおり気合い入れて怖がらせたらいいんじゃね。」

「そっか、俺ちょーテンションあがってきた。気合い入れてがんばるわ。」

さっそく、フランケンをかぶりだした。

「ちょっと北城、今はまだいいんじゃない?」

「だな、まだこれから打ち合わせだからな。それに、くるみが怖がる。」

「そんなことない。」

と、言ったもののやっぱり、フランケンが怖くて見られない。
司がクスッと笑う。

「北城これが、強がりだけど膝がガクブル、ガチのやつ。」

「なるほど。」

「変なとこ納得しないでよ。」

「さぁ、最終の打ち合わせとっとと済まそうぜ。」

バカだけど北城のおかげでなごめた。