「強えな、おまえ。ちっさいのに。」 「ちっさいは、余計じゃ。っか司がデカすぎるんだよ。」 「まぁな、バレーしだしてからメッチャ伸びたしな。」 「いいな。あたしもバレーしよっかな?でも、ルールもよくわかんないンだけど。」 「なら、練習観に来たら?教えてやるよ。」 司は、あたしの、頭をポンポンと叩いて行った。