生徒「さよなら〜!」

亜衣「お疲れ様。気をつけて帰ってね。」

授業は終わったものの生徒たちの質問などを対応していたため、終了時刻をかなり超えてしまった。

川澄先生に連絡…って

亜衣「連絡先…知らないや…。」

とりあえずこのまま塾にいて、他の仕事が入ったら大変だから出よう。

栞「あれ?滝田先生もう帰るの?」

亜衣「今日はこの後予定があるので…」

栞「珍しいね!気をつけて帰ってね!」

亜衣「お先失礼します。」

そう言って靴用のロッカーを開ける。

亜衣「???」

そこには1枚の紙が入っていた。

「西口のドトールで。川澄」

か、川澄先生からの手紙!なにこの気持ち…すっごいドキドキする…!!

私は手紙を大切にしまい、川澄先生のもとに急いで向かった。