そしてぶっちぎりで、俺の手前の女の子にバトンを手渡した。


あのコ、めっちゃ足速いねんな~。

しかも、細いのに胸はデカイっ。


あのコも俺のオトモダチの中の1人っ♪


って、そんなこと考えてる場合とちゃうかった…!


俺はひなちゃんを安心させて、喜ばせるために走るんや!


走り終わった涼とすれ違う。


「あとは任せたぞ」

「おう!」


俺は位置につく。