俺はその場で、ピョンピョンと飛び跳ねてみせる。
…ほんまは痛むけど。
「はい、ご苦労さん!」
俺はそう言って、代役からアンカーのタスキを奪い取る。
「どうせ、やせ我慢してるんだろ」
涼が鼻で笑う。
「…やからー!!」
「ハイハイハイハイ!」
俺と涼の間に、翼が割って入る。
「お前が歩いてでもゴールできるように、俺たちが引き離しといてやるよっ」
…ほんまは痛むけど。
「はい、ご苦労さん!」
俺はそう言って、代役からアンカーのタスキを奪い取る。
「どうせ、やせ我慢してるんだろ」
涼が鼻で笑う。
「…やからー!!」
「ハイハイハイハイ!」
俺と涼の間に、翼が割って入る。
「お前が歩いてでもゴールできるように、俺たちが引き離しといてやるよっ」