まずは、黄組と対戦やった。

自分の陣地に並び、スタートを待つ。


この瞬間だけは、必ず周りは静まり返る。


目をつむり、耳に意識を集中させる…。



『スタート!!』


のピストル音と同時に、俺は敵の旗が刺さっている棒目掛けて走り出した。


棒を倒されへんように支えてる土台のヤツらを踏み台にする。


俺の得意競技ということもあって、あっという間に棒に手をかけた。