まぁエッチに嫉妬心なんて不必要やから、女の子やったら性格悪くても、俺はウェルカムやけどなっ♪



気づいたら、時計はお昼の12時を指していた。

午前の競技は、これで終了。


今から1時間の昼休憩やった。


「桔平!」


名前を呼ばれたかと思ったら、赤のハチマキを頭に巻いた女の子が、俺の腕に抱きついた。


それは、美姫やった。


そういえば美姫のヤツ、100メートル走とかもダルそうに走ってたなー。