「まぁまぁまぁ、ご丁寧に!」

「お茶たくさん持ってきたから、遠慮せずに飲んでね!」

「「ありがとうございますっ」」


ひなちゃんのお母さんにも絢斗のお母さんにも、掴みはバッチリやった。


ひなちゃんのお父さんは、翼と同じくらい身長が高かった。


絢斗のお父さんは、噂通りで見た目イカツイけど、めっちゃいい人やった。



それから競技が始まり、俺たちは各色のテントへ戻った。