なので、俺たちは秋月さんと荷物を車に乗せると、コテージを後にした。


あれだけ探し回ったんだから、疲れるのも当たり前か。


秋月さんは窓にもたれながら、眠り続けていた。



そして、coco-toの前に到着。


「お疲れ様でーす!」


みんな散り散りになって、帰って行った。


「長谷川くんは、まだ帰らないの?」


秋月さんが起きるのを待っている俺に、芝田さんが話しかけてきた。