「…秋月さん、ごめんね!!」

「え?」

「お守り、…あったのっ!!」

「本当ですか!?」


なんだ、お守り見つかったのか。

そりゃ、外探してもないわけだ。


「よかった……」


それを聞いて、安心した表情を見せる秋月さん。


…バタッ


しかし力が抜けたのか、俺の目の前で倒れた。


秋月さんっ…!?


俺はすぐそばへ駆けつけ、秋月さんの体を起こす。