「うわぁぁぁぁ~…!!」


泣き喚く、秋月さん。


それでも、大学1年生かよ?

…ほんと、デッカイ子どもだなぁ。


俺が本気で、そんなこと言うわけねぇだろ。

冗談だって気づけよ。


じゃなきゃ、こんなところまで連れ戻しになんかこねぇっつーの。


…ったく、しょうがねぇな。



「はいっ」


俺は、秋月さんに背中を向けてしゃがんだ。


「…え」