もしかしたら、秋月さんが転んでバッグに手をかけたときに外れたのかもしれない。


そう思っていたら、秋月さんが責任を感じて探しに行った。


秋月さんのあとを追って1階へ下りたが、すでに秋月さんは外へ飛び出したあとだった…ということだ。



「私は気にしてないんだけど、秋月さんが…」


こんな豪雨の中…、お守り探すって無茶すぎだろ…。


…あの、バカっ。