そこで俺は、店長から車のキーを預かった。


「俺が探してきます。それと、付き添いで俺が行くんで、店長は休んでてください」

「え、いいの?」

「もちろんすよ」


店長は行きしに車を運転してくれたし、晩メシも作ってくれるんだから、なるべく休んでいてもらいたい。


俺は2階へ、免許を持っている人を探しに行った。


秋月さんは…、明らかに持ってなさそう。