うつろな顔をして、眠たそう。


「咲斗、寝る?」


あたしの問いに、咲斗はコクンと頷いた。


あたしは咲斗を自分の部屋へ連れて行き、ベッドに寝かせる。


小学生1人くらいなら、いっしょに寝れるほどの大きさのベッド。


こんな歳から夜更かししてたら、身長が伸びないぞっ。

と思いながら、あたしは1階へ下りた。



リビングでは、翼と絢斗がゲーム機を片付けていた。