もたもたする絢斗に、あたしは翼のスウェットを投げつけた。



23時近くになって、絢斗が上がってきた。

それと入れ替わりに、あたしもお風呂へ入る。


あたしがお風呂を上がる頃には、3人はリビングでゲームをしていた。

翼、絢斗、咲斗はとっても仲よし。


「イェーイ!俺、1番~♪」


…ただ、年上2人がいつも大人気ない。



時計が1時を差す頃、咲斗が目をこすり始めた。