「ただ、キスしようとしただけじゃんっ」

「それを、やめてって言ってるの!」


あたしたち、もういい年なんだよ?

冗談なんかで、できるわけないじゃん。


たとえ幼なじみでも、キスはできません…!!



しばらくすると、翼と咲斗が帰ってきたので、あたしたちは単車を停めた場所に戻った。


「おかえりなさい!」


絢斗の仲間のコたちに、お辞儀をされた。