すっかりおとなしくなった男たちは、あたしが落としたジュースとポップコーンを新しく買ってきてくれた。


「いや~。姉さん、さっきは大変失礼しましたっ」

「ね…、姉さん…!?」


急に、男たちが馴れ馴れしくなった。

さっきまで、あんなに偉そうな態度だったのに…。


「お前ら、ひなに手出すんじゃねぇ!ひなは、俺の女なんだからなっ!!」


自信満々に、そう言う絢斗。