「待てや、クソガキ!!」


男の声に、絢斗がピタリと止まった。


「あ?」


あたしを見る目とは一変して、絢斗は男たちを睨んだ。


「なんか用?」

「なんか用じゃねーよ!!俺はなぁ、その女にパンツを汚されたんだよっ!!」

「へ~。まぁそんなダサいパンツ、また安くで買えるって」

「は?お前も調子に乗るのは、いい加減にしとけや」


男たちが、ジリジリと歩み寄る。