その女の子とは、なんと…午前中まで日傘を差して、だるそうにしてた美姫やった!


「「…美姫っ!?」」


美姫の変わりように、思わず目を大きく見開くクラスのヤツら。


「さっ!優勝目指して、がんばろー!!」


運動嫌いな美姫のはずやのに、やけにテンションが高い。


そして美姫は、俺の隣に入ってきた。

見ると、さっきまで崩れていたメイクもバッチリや。