そう言って、昼休みの途中で俺と別れた美姫。


なにしてるんや、あいつ…。



今回も、美姫は“体調不良”とゆう理由で、このまま試合が始まってしまうんやろか。

と思ってると……。


「…ごめんっ!お待たせー!」


そこに、1人の女の子が走ってきた。


太陽に反射して明るく見える茶髪を、頭の上でお団子に束ねてる。


上着や下の体操服も、袖と裾を捲ってる。