絢斗の言う通りや…。

2人は、付き合ってるんちゃうん…?


なんで、無理やりひなちゃんを…。


すると、笹野先生は俺らを睨みつけた。

それは、体育の授業で見るにこやかな顔とはまったく違うもんやった。


「そんなこと知るかよっ!!俺はただ、あの女に頼まれて仕方なくやっただけなんだよ!!」

「あの女ぁ…?」

「…美姫だよ、美姫!」


え…?


「美姫ちゃんに…!?」