彼女……。


「…彼女ってゆうか。う~ん…。でもまぁ、そんな感じっす♪」


いつか、俺の彼女になったひなちゃんに、俺の作ったバースデーケーキを食べてもらいたい。


そんなことを思いながら、小箱を持って部屋へ戻った。



「…ヤッベ!もうこんな時間じゃんっ!!」


いろいろとパーティーの準備をしてて、時計を見るのを忘れてると、絢斗が小声でそう叫んだ。