そんなことがないように、しっかりとベルトを締めておかなあかん。


ボードが片足につけれたら、次は立ち上がる。


…でも、ここでもひなちゃんは苦戦。

何度も尻餅をついて、なかなか立ち上がれへん。


「絢斗、どうやって立ったの!?」

「え、フツーに」

「絢斗、手貸して!」

「なんで1人で立てねぇんだよ。しょうがねぇなー。ほらっ」


絢斗がひなちゃんに手を差し伸べる。