「そろそろ用意した方がいいんちゃう?」

「そうだな!」


ようやく、2人ウノから解放された。


「涼ーっ。もう8時半やでー」

「あ~…、うん。わかった」


涼は、すんなりと起き上がった。


俺は荷物の入ってるバッグから、ウェアを取り出す。


ウェアを着る前に、その下に何枚も重ね着をした。

すっかり着太り。


俺は、去年買ったアーガイルのウェアに袖を通した。