「起きろよ~。ウノしようぜ♪」

「ウノ~!?」


こんな朝から、ウノって…。

どんだけ元気やねんっ。


「俺はパス。涼誘ったらいいやん!寝れへんって言ってたし」

「じゃあ、そうする♪」


俺が目を閉じると、左隣から絢斗の声が聞こえた。


「涼~、今から俺とウノしようぜーっ!」

「無理。俺、バスで寝てないから、せめて今だけは寝かせて」

「けどよ~」