どこもかしこも雪だらけで、俺のテンションが一気に上がる。



俺たちはバスから降りて、荷物を持った。

俺は、自分の荷物を右肩にかける。


涼曰く、ここからホテルまで3分くらい歩くらしい。


ほなホテルに向かおうとしたとき、俺の前にいたひなちゃんが、重そうにキャリーバッグを引きずってた。

たぶん雪のせいで、キャリーバッグのタイヤがうまく回らへんねやろう。