涼は夜中にも関わらず、いつもと同じようにブラックコーヒーを飲んでた。


なんか…見てるこっちが目冴えるわ。


「うん。だから、もう寝なくていいかなと思って」

「ふ~ん。でもボード中、しんどいんとちゃう?」

「大丈夫だろ」

「そぉかー。ほな、俺は寝るわ~。おやすみっ」


俺は涼をほっといて、眠りについた。


次に目が覚めたときには、すでに窓の外は一面の銀世界やった。