絢斗はすんなりと、ひなちゃんからサングラスを取り上げた。


そこに現れた、ひなちゃんのかわいいお目め。


「…あ!返してよっ!!」


サングラスを取り返そうと、ジャンプしているひなちゃんやけど、絢斗の手の高さには全然届かへん。

それと同時に、マスクも下にズレてた。


ジャンプして疲れたのか、ひと息ついたひなちゃんと目が合った。

すると、ひなちゃんはすぐに背中を向けてしまった。