その間に、もし秋月さんが危ない目にでも遭うようなことがあれば…。



「1ヶ月間で20万貯まるまでは、店を辞めないってわけか…」


すると、あれほど秋月さんを辞めさせると言っていた絢斗が、突然身を引いた。


まさか絢斗のヤツ…、このまま許可する気か?


と思って、絢斗の顔を覗き込んでみると…。


「じゃあ、それまでに20万貯まったら、辞めるってことだよな?」