「俺の息子が飲みてぇって言うから、入れてやって!」

「それはもう…!どうぞどうぞっ」


おじさんの顔パスで、すんなりとビルの中に入れた。

こうも、うまくいくとは思っていなかった。


俺たちはエレベーターに乗り込み、fairyがある3階のボタンを押した。


3階へ着きエレベーターを降りると、目の前に金色の文字で“fairy”と書かれた黒のドアがあった。