「2人も、彼女ぐらいいるだろうに。イブに彼女をほったらかして、キャバクラなんて行っていいのか~?」


…グサッ


おじさんが言った“彼女”という言葉のトゲが、俺の心に刺さった。


これ…、けっこう痛い…。


だが、さらに…。


「まぁ、たまには彼女から離れて、羽を伸ばすのもいいだろう!今日は楽しんでこい!」

「「は…、はぁ~…」」


…グサッ、グサッ!!