「ほら、やっぱり!ねーちゃん帰ってくるのが遅いから、寝不足なんだよ」


彼氏にフられた反動で自暴自棄になって、夜に遊びまくっていてもべつに不思議ではなかった。


しかし、絢斗同様に俺もあまり信じたくなかったし、秋月さんがクラブで踊ってる姿なんて、想像もできなかった。


それに、ヘンな男に絡まれていないかが不安でしょうがない。



「あ!そういえば、この前親父が…」