「好き、です。
いきなりこんなこと言ったりして...
ごめんなさい...。
でも、君が好きなんだ...」


俺は田浦史葵(たうらしき)。
今の状況は同じ大学の同じ学部の姫川綾(ひめかわあや)に告られている最中。

ちなみに姫川は男だ。

俺の姫川の第一印象
→女子だと思った(見た目と名前からして)。

俺が黙っていると姫川はオズオズと上目遣いで俺を見る。

「き、気持ち悪いよね…」

そういいながら涙目になっている姫川を見て俺はただ「可愛いヤツ」と思った。

「別に付き合ってもいいけど。
俺は姫川が思ってるほどの男じゃないから」
「え、付き合ってくれるの?
それだけでも僕は、嬉しいから…///」

それから俺達は付き合うことになった。