とりあえず答える。




*二階堂*「心配しなくて大丈夫よ。
二人ともいい子よ。

確か、あなたと同じ花野高校に入ってるんじゃなかったかしら。」




え?じゃあ私と同じ、高校一年生かな?




よけいに気まずいと思うんだけどな。




大屋さんは私の使う部屋に案内してくれた。




*二階堂*「あなたの部屋は、
この二階。
荷物はここでいい?」




*歌凛*「はい、すみません大屋さん。
荷物持ってもらっちゃって。」




部屋を見渡してみたら、自分の家より大きいことがわかった。




ビックリするほど大きい!




*二階堂*「大屋さんじゃなく、
お姉さんって呼んで!

あるいは、二階堂さんとか?」




大屋さんはにっこり笑って、腕時計をみた。