その週の日曜日、部活の練習試合があった。

「うおっしゃぁぁぁああ!練習試合きたぁ!」

「それなぁぁぁぁ!」


....と、テンション上がる私とゆず。

あ、ゆずは、うちの親友♡

古舘柚香(furudate yuzuka)って言ってちょーー可愛いんだ♡

「ウィッス、佐々木!」

……は!?

「いや、は!?って感じの顔すんな。今日は、男女一緒だぞー!」

…な、なんだと!?

「知らなかったのか?馬鹿だなー」

うるせえ!!

「はいはい」

「すご!悠菜ちゃんと中島通じ合ってる!」

「俺、佐々木の考えてること全部わかるんだ」

「やば!!」

「ふっ、んなわけないじゃん!ゆず!だって中島、今うちが食べたいもの、わかんないでしょ!」

「わかるよー。」

ふ、はは!絶対わかんないな!!だって、おなかすいてないもん!

「ならば、言ってみろ!」

「ちょ、中二病入ってる。答えは…」

「…(キラキラ」

ごめんな、ゆず...こいつは嘘しかつかねえんだ。

だからそのきたいにh「何も食べたくない、でしょ?」


「え!?」

「は!?なんでわかっt…あ」

「わあ!すごー!中島!すごいねー!」

「ふっふっふー。佐々木のことなら、なんでも聞け!」

「うん!そーするっ!」

…なんでこいつら意気投合してんじゃ

てか、盛り上がってんじゃない!!うちのわだいで!!

「ほら、そーた!うるさいから!静かに歩け!」

「あ、岡部先輩…ごめんなさいー。でも、なんで俺だけ!!」

岡部先輩はチラッとうちの方を見てすぐに視線を外して

「いいからっ!」

あ、かばってくれた。

その優しさに気づいて少しだけ胸が高鳴る

……あーでも、うちのこと嫌いなんだよなぁ...