『1人目が決まりましたね。あと1人…いや…あと2人にしましょう。』

「おい!ちょっとまてよ!」

震える声で叫ぶ健太。

『なんですか?』

「1人でいいだろ!何で2人にするんだよ!」

『だってたくさん1回のゲームで死んでくれたほうが面白いじゃないですか。それに制限時間長くて待ってるのも暇なんですよ?さぁ、はやくジャンケンしましょう。ジャーンケーンポンッ。』

「おい…!」

健太の話は無視して勝手にジャンケンを始める。

『あ、一気に決まりましたね。』

今回は理乃と健太がチョキ
優がグーを出した。

「死にたくない…。」

ボロボロと涙をこぼす理乃。