「美優〜!おっはよぉ〜!」

「芹香おはよぉ〜!」

私は教室にすぐ入ると声をかけられた。
それは親友の藤原芹香。
幼なじみで高校も同じ所に入れるように勉強を頑張った。

「なにその人形!ちょっと怖くない?」

芹香は私が持っていた人形を指差して言った。

「なんか女の子が急に話しかけてきてこれあげるって言って渡されたんだよー。」

「なにそれっ!不気味すぎる…!!」

「だよねー!めっちゃ怖い…!」

「どうすんのこれ?」

「知らないよぉ〜!」

「捨てちゃえば?」

「そーだよね…不気味だし捨てちゃお…。」

私はさすがに自分の家に捨てるのは嫌だったので自分のクラスのゴミ箱にポイッと捨てた。

「さ!一時間目体育だから体育館行こ!」

「そーだね!行こ行こ!」

私と芹香は体育着に着替え体育館に向かった。