……ドキドキ。 うわぁ、緊張する。 私はとある事情で高校2年生という中途半端な時期に転入することになった。 「相沢、少しここで待っててくれ。」 「…え?」 いきなり先生に声をかけられたものだからビックリしてしまった。 「とりあえずSHRやってくるな。」 「あ、はい!」 私がそう答えると、先生は微笑んでくれて教室の中に入った。