【俺も行く】
「マジ?」
ある日の昼下がり、玲からのメールを見て驚いた。
「どうしたの?」
一緒に居る華は首を傾げた。
華にメールを見せた。
「行くって……何処に?」
「花火大会」
「え!? それって3人で行こうって話してた花火大会の事!?」
「たぶん」
昨日の夜玲と連絡を取り合っていた時、華たちと今度の花火大会に行く話をした。
返信はなくて、寝てしまったのかな?と思っていたら、その時の返信が今届いた。
まさか玲が行きたいなんて言うとは思ってなかった。
人混みとか嫌いそうだし……。
ってもしかして私の思ってる花火大会と玲のイメージって違う?
「花火大会の意味分かってんのかな?」
「ん〜……分かってなさそうだよね。 簡単に説明してみたら?」
「うん、そうだね」
【浴衣着て、人混みの中歩き回るんだよ? ご飯も出店で食べ物買って食べ歩きする感じになると思うけど、それでも大丈夫?】
送信っと。
これで雰囲気伝わるかな?
「うわっ!?」
突然スマホが震え始めてビックリした。
玲だ。
「ちょっとごめん」
華に断りを入れて電話に出た。
「マジ?」
ある日の昼下がり、玲からのメールを見て驚いた。
「どうしたの?」
一緒に居る華は首を傾げた。
華にメールを見せた。
「行くって……何処に?」
「花火大会」
「え!? それって3人で行こうって話してた花火大会の事!?」
「たぶん」
昨日の夜玲と連絡を取り合っていた時、華たちと今度の花火大会に行く話をした。
返信はなくて、寝てしまったのかな?と思っていたら、その時の返信が今届いた。
まさか玲が行きたいなんて言うとは思ってなかった。
人混みとか嫌いそうだし……。
ってもしかして私の思ってる花火大会と玲のイメージって違う?
「花火大会の意味分かってんのかな?」
「ん〜……分かってなさそうだよね。 簡単に説明してみたら?」
「うん、そうだね」
【浴衣着て、人混みの中歩き回るんだよ? ご飯も出店で食べ物買って食べ歩きする感じになると思うけど、それでも大丈夫?】
送信っと。
これで雰囲気伝わるかな?
「うわっ!?」
突然スマホが震え始めてビックリした。
玲だ。
「ちょっとごめん」
華に断りを入れて電話に出た。