玲くんは、その音を聞いて、私を抱き上げた。

「幸也、車頼んでもいいか?」

「おう、」

「みんなは、自由にしててくれ、

遊んでてもいいし、帰ってもいい、

俺らは、とりあえず、唯の病院が終わり次第、帰る。

三条は、唯の荷物とか持ってきてくれ、

幸也、あと、郁人と、秋も帰り送ってくから、病院連れてきて。」

と、テキパキと、指示をしてから、

駐車場の方へと、歩き出した、

「総長!総長のパーカー、持ってきました!」

と、石坂くんが、走ってきて、、玲くんに、黒のパーカーを渡した。