「「「「「「「「唯さん!」」」」」」」」


優龍のみんなが、私に駆け寄ってくる。

血だらけの私と、玲くんをみて、

みんな顔面蒼白になってる。

「ちょっとどいて!

総長、止血するんで、唯さんを下ろしてください!」

石坂くんが、テキパキと、動いていく、

「これは、結構深いですね、なにがあったんですか?
多分これ縫うと思います。」

といって、

「この傷は、タオルで抑えるより、
自分で抑えたほうがいいです。
とりあえず、血を止めます。
傷口は、怖いかもしれませんが、自分の手で押さえてください、

心臓より怪我の位置を高くしてください」

と、真剣に、指示を出していく、石坂くん、