「ねぇ?いいでしょ?

私があげた、ジッポつかってる?

私と、いいことしようよ?
玲すごく激しくて、私大好きだったのよ?ふふふ」

と、妖しい笑顔を浮かべる麻美さん。

すごく、傷ついて、泣きそうになった。

だけど、そんな時、

「おれ、今吸ってねぇよ。

大事な奴ができたんだよ。

もちろん、酒も飲んでねぇし、喧嘩もしてねぇ、

こいつに、絶対迷惑かけたくねーから。

泣かせたくないし、
笑顔でいて欲しいと思ってる。

それに、激しかろうが、優しかろうが、
おれは、もう、そういう事は、本当に思ってる奴にしかしない。」

と、


麻美さんの腕を振りほどき、

私の肩を抱いた。


私に向かって笑顔を向けてくれた。

れい、くん。


「れいくん、大好き。」

と、笑いかけると、

「ん、おれもだよ、」

と、優しく、額にキスをしてくれた。