しばらく夜景を眺めてから、 玲くんと一緒に、 家に戻った。 お風呂を玲くんに入ってもらってるうちに、ケーキを用意した。 玲くんが出る頃に、明かりを真っ暗にした。 その瞬間、玲くんの焦った声。 「唯?!」 え? 焦ってるの? 「どうした?!」 え、え、 待って、今やばくない? パチンッとつけられた電気とともに、 クラッカーを鳴らすと、 玲くんは、なんとも間抜けな表情をした。