着くと、そこには、

白の高級車。

「これ、誰の?」

「んー?俺の。」

いやね、まさかとは、思ってたけどね、

「玲くんってお金持ちなの…?」

と聞くと、目を見開いた玲くん。

え?

「知らなかったのか?」

「え、みんな知ってるの?」

「知ってんじゃね?
でも、唯らしくていーや。」


くくくっと笑う玲くん。

まぁいいや。

お金持ちだろうが、貧乏だろうが、

私は、玲くん大好きだから。