あっ!そうだっ!

あの写真、印刷したいんだった、

でも、今、手放せないし。

よし、ここは、お兄ちゃんを使っちゃえ!

ニヤリと笑った私は、お兄ちゃんに電話をした、

『もしもーし。』

「お兄ちゃん?私だよ!私!」

『なんだそれ、新手の詐欺か』

「違うし。」

『おう、で?どうした?』

「あのね、印刷してきてほしい写真があるの。」

『おー、じゃあ、ラインで送っといて、
今ちょうど、写真印刷できる店にいるから。』

「え?ほんと?」

『嘘ついてどーすんだよ、
ってことで、終わったら、そっち行くな、』

「ありがとー!!」

『おう、じゃあ、またな。』

と言って切れた電話。