2人で、笑いあってると、 玲くんのスマホが、鳴り響いた。 ラインの音や、メールの音、 そして、 着信音、 玲くんは、 機嫌悪そうに、電話に出ると、 ここからでも聞こえる、秋くんの声。 『もしもーし! 玲!今すぐ倉庫、来いよー! もちろん、唯ちゃんもー!!」 え、私も? 玲くんの返答を待たずに、 電話が切れた。