「じゃあそろそろ行くよ!
有希、行こ?」


「うん!」


あたしはお手伝いについて行きます♪



「じゃあ…また!」


「ばいばい!!!」

「じゃあなぁッッ!!!」



あたし達は家に背中を向けて

歩いて…
電車に乗って…
バスに乗って…

恭弥さんの家まで行った。


とっても遠い……


只今、家の前に立ってます!
大きめなお家!!


「今日からここに住むんだなぁ…」



「だいぶ離れたね……」



「そうだな…。
“ずっと一緒に居る!”って思ってたのにな…」



「あたしも…絶対に離れないって思ってたよぉ…」



お互いにこんなに想ってるのにね…



「仲良くしすぎたとか!?(笑)」


「えぇぇ〜(汗)
なにそれ!?」



「まぁ…こうなる運命だったんだよな…きっと。」


「うん…そう思う!」



本当は思いたくないけど…あたしもそんな気がする。


運命かぁ……