いつかは離れる日は来るって思ってたけど……



………早すぎだよ…。



「グスッ……ゔぅぅ〜…」


−コンコン−



へッ??


「有希……ご飯だって…早く食べよう?」



愁斗―………


「うん、今行く!」



元気を出さなきゃ!!

きっと愁斗だって辛いはず…


あたしが泣いてどうする!?


よし!



深呼吸してドアを開けると笑顔の愁斗が立ってた。



「行こッ?」

「うん!」




夕ご飯はハンバーグでした。
すっごく美味しい…


隣には美味しそうに食べてる愁斗が居て…



幸せ―………



食べてすぐにお母さんは沙羅と駿矢にも愁斗のことを話していた…。


沙羅はたくさん泣いてた…

駿矢は我慢してたけど…
けっきょく泣いてた…



あたし達は兄弟4人で抱き合った。



初めてだったかも…(笑)



最初で最後だね……。